ご挨拶
寺は今を生きる人々の拠り所、生きる智慧の発信源
岡上人

皆様は“お寺、お坊さん”と聞くと、どんなイメージを抱きますか。「お葬式」、「御墓参り」、「法事」等々、その多くは“供養”に関連したイメージではないでしょうか。また、時おり耳にする「坊主丸儲け」とか「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という言葉からは、お世辞にも良いとはいえない印象を持たれていると察することができます。

では、寺は本来どんな場所であるべきで、僧侶はどんな役割を担うべきなのでしょうか。

寺とは仏事供養もさることながら、『今を生きる人々の拠り所、またはより良く自己を生かすための手助けをする場所、人として生きる智慧の発信源』となることにより、だれもが垣根を感じることなく、気軽に足を運ぶ事ができる、いわゆる“ よろず相談所・駆け込み寺”としての存在こそが、本来あるべき姿である。このように宗信寺は考えます。

そして、僧侶とは、仏事は無論のこと、様々な機会に多くの方々とふれあい、必要あらばお釈迦様の智慧を人々にお渡しすることも大切な役割なのです。

どうぞ遠慮なく宗信寺にお参りにいらしてください。皆様のお越しをお待ちしております。