宗信寺かわら版

ここは宗信寺からのご連絡やご報告、また、お寺とご縁ある方々にご登場いただく情報コーナーです。

コーナー
宗信寺の檀家さんや信者さんをご紹介させて頂きます。



第3回・新1年生応援プロジェクト
合掌
今年も宮城県女川町で今春小学校に御入学されるお子さん全員及び同町清水地区仮設住宅等に居住で中学・高校へ進学されるお子さんたちを応援すべく本年最初の支援活動としまして入学時に必要な物品をお贈りする 「第3回・新1年生応援プロジェクト」2月21日に実施いたします。皆様からの心温かいご支援をお寄せ頂けます様、心よりお願い申し上げます。

再拝

平成26年2月吉日 宗信寺支援隊 主宰 宗信寺 住職 岡 貞潤
☆支援詳細(対象学生数:新小学生38名・新中学生11名・新高校生10名)
※人数は平成26年1月現在のものです。若干の変動の可能性があります

 ☆支援方法
  @義援金による支援(下記口座に御振り込み・または現金書留にてご送金)
  ○ゆうちょ銀行 記号10210 番号51350321 宗教法人 宗信寺
  ○三菱東京UFJ銀行 店番133 表参道支店 普通0898031
  宗教法人 宗信寺 代表役員 岡 貞潤
  〒259-1201 神奈川県平塚市南金目2336 宗信寺 宛

  A物品による支援
  支援対象の御子様や保護者様よりご連絡頂いた必要な品物のリストの中から御準備頂ける物品を
  お選び頂きご提供頂きます。
  ※お問い合わせ・ご連絡先:電話 0463-59-7235 宗信寺 
                            E-mail myoho@soushinji.com まで

昨年行われた時の様子(保育所にて)
子どもたちがプレゼントを受け取る風景

プレゼントを受け取った子どもたちの笑顔

第3回・新1年生応援プロジェクト品物一覧

新小学生
○運動靴(男子)18.0x3 19.0x3 20.0x9 21.0x6
        (女子)18.0x3 19.0x2 20.0x8
○筆 箱 男子x14 女子x9
○鉛 筆 B・76ダース  ○赤青鉛筆x1ダース 絵の具(24色)x1
○消しゴムx76個  ○ハンカチ 76枚  ○雑巾x4
○色鉛筆(24色) 男子x15 女子x12   
○クーピー(15色)x6
○水 着(男子)110cmx1  120cmx6  130cmx7  140cmx1  150cmx1
       (女子)120cmx7  130cmx5  150cmx1
○プール用バッグ 男子x16 女子x13 
○漢字辞典x1 国語辞典x1
○ノート(国語・算数・自由帳)各38冊 計114冊 
○その他(男子)鉛筆削りx3 スイミングゴーグルx2 傘x1 長靴(20cm)x1
 配膳エプロン(男女共通)130cmx2 150cmx1(+配膳用帽子) リュックx1 
 紅白帽子x2 水筒(冷温両用・肩掛け)x1
○その他(女子)革靴・黒19.0cmx1 20.0cmx1
○上履き 20.0cmx2
○水筒(冷温両用・肩掛け)x1 
○体育着入れx1 長靴(20cm)x2 ピアニカx1

新中学生
○運動靴(男子)24.0x1 25.5x1 (女子)23.0x1 24.0x1 25.0(wide)x1
○革 靴(女子)23.5(茶・ローファー)x1
○国語辞書x2 英語辞書x3(男女共通)
○その他(男子)スポーツバッグ 
○その他(女子)電子辞書x3 図書券x1 白ブラウス(丸襟・160cm)x2
 紺カーディガン(M)x1 白ソックス(24.0)x3

新高校生
○運動靴(女子)23.0x1 25.0x1
○革 靴(男子)27.0x1 (女子)23.5(黒・ローファー)x1 25.0x1
○国語辞書x1 英語辞書x1(男女共通)
○その他(男子)リュック(大)目覚まし時計 図書券x1 Gshock
○その他(女子)音楽カード(iTenes用)

節分と立春
今年も2月3日は節分ですね。そもそも節分とは“季ける”と書く事からも察しがつく通り、本来は1年に4回あるのです。つまり立春・立夏・立秋・立冬の前日が全て節分という事になります。しかし江戸時代以降はこのうち旧暦の正月に当たる立春の前日の節分が大晦日に当たる事から特に重んじられる様になり現代に至っています。節分と言えば豆まきですがこの由来は「豆=ま・め→魔を滅す」という事から季節の節目は邪気が入り込みやすいと考えた昔の人々は豆をまいて魔を滅し、鬼を払いました。ところで今年は干支で言うと甲午の年です。十干が甲(きのえ)で十二支は午(うま)の年に当たります。現代世界中で用いられている西暦では2014年ですがこれは数字で表されているので逆に言えば数字以外の意味はありません。しかし干支は数字ではなく文字で表されています。そして異なる尺度の十干と十二支の一つずつを組み合わせているのです。ですからそれぞれの意味する内容を理解する事が出来ればその年の傾向が見えてくるという事になります。ここではこの甲午の本年がいかなる年になるのかを少し予想してみたいと思います。先ず甲は五気で言うと火・水・木・金・土の中の木に当たります。それも小さな木ではなく大木です。また甲は殻という意味も持ち合わせます。しっかりとした殻で中のものは覆われています。甲は十干の中で最初に位置します。十年で一周する十干の初めの年という事です。ちなみに“十年一昔”などとよく言いますがこれは十干が一回りすることで前の十年とは違う新たな十年が始まる事からきているそうです。つまり今年は10年単位の初年という事になる訳です。殻は例えて言うなら卵の殻です。卵は生命の営みがまさに始まった事を意味する訳ですが殻に覆われているので殻が割れるまではその中身が何であるのかははっきりしません。つまりは始まりには違い無いのですがその方向性がまだ定まらないという事を暗示するのです。新しい時代の始まりであり今までと違う価値観、手法等、新時代を感じさせる、また時代の変化を感じる出来事が多くなるというのが今年の一番目の特徴です。物事の評価や見方が変化する訳ですから私たちは時の変化に立ち後れぬ様、順応していく事が大切です。そして何より目先の変化に惑わされる事の無い様、しっかりと本質を見落とさない様に心掛ける事も大事です。次に十二支の午ですがこちらは五気で言うと火を意味します。それも強力な火です。そして“貫く・つき通す”等の意味も持ち併せます。また午は十二支の中では7番目の位置ですが、これはすなわち前半の6年を終えて後半の6年が始まるという事を意味します。始まりという点は前述の甲に共通しています。結果、その傾向は一層強いものになる訳です。火という点では激しい火な訳ですから具体的に言うと火山・爆発・大火・戦火等のイメージです。どれもあまり歓迎できるものではありませんが甲と午の五気がそれぞれ大木と強力な火ですので愛称がよくありません。焼き尽くさんとする強力な火に対し立ち続け存在し続けようとする大木・・・。これは互いに相容れない状態、すなわち対立を意味します。ですから本年はこうした点で見てみますと場合に寄っては世界のどこかで新たな戦火が上がったり、人同士、国同士の武力衝突、更には大きなテロ行為等が例年にも増して多くなる傾向が見て取ることが出来ます。この甲と午の組合わせは10X12で60年に1度という事になるのですが、論より証拠という事で過去甲午の年はどんな年であったかを振り返ってみたいと思います。先ず3回前の1834年、世は江戸時代後期、幕府老中により天保の改革が行われました。これは幕府継続の為の改革であった訳ですが後に諸藩の反発を受け、日本は明治維新を迎える事になりました。2回前の1894年には日清戦争が勃発しています。そして前回の1954年には日本民主党が鳩山一郎総裁、岸信介幹事長のもとに結党され日本は本格的な民主主義政治を行う国となりました。そしてこの年の7月には自衛隊が発足しています。本年私たちの身近なところでは様々な変化に伴い華やかな出来事、エネルギー問題、スポーツの躍進、エンターテイメント、飲食等の話題やニュースが増える傾向がより顕著になります。景気もそうした時の勢いの影響を受け、消費税の引き上げ以降も回復傾向は続くと読み取る事が出来ます。さて、こうした時運の中で私たちが日常を過ごす上で大切な事はずばり“自分を見失わない事”です。周囲の噂や情報に一喜一憂する事無く、安易に飛びつく事をせず、また流されない様にしっかりと今の自分の立ち位置を認識し、冷静な判断力を備えてその上で時代の変化に伴い必要なものは積極的に吸収し役立てていくこと、不要なものに振り回されない様にする事が何よりも肝心です。いずれにしましても本年は静か動かと言われれば明らかにの1年です。皆さん、時の盛運の追い風をしっかりと受け止めて充実した年になります様どうぞご活躍下さい。


新春初祈祷会
冬晴れの晴天に恵まれた1月12日、宗信寺の年の初めの年中行事である新春初祈祷会が行われました。毎年午前9時の水行から始まるのですが今年も遠くは神戸から御参詣の信者さんをはじめといたしまして遠近各地より本堂に入りきれない程の檀信徒の皆様がお参りになられました。水行に引き続き本堂で祈願法要が営まれました。1年の始めという事もあり手を合わせる皆さんの表情はまさに真剣そのものでした。御祈願の内容は家内安全から受験の合格祈願、はたまた子宝成就の祈願など今年も本当に多岐に渡りました。皆さんそれぞれの願いが成就します様、一生懸命ご祈祷させて頂きました。祈願法要が終わると総代役員の皆さんが前日から準備して下さった豚汁を皆で頂き冷えた体を暖めました。毎年大好評の豚汁はお変わりする人も多く、先ほどまで緊張の面持ちだった皆さんですが今度は笑顔で舌鼓を打っていらっしゃいました。豚汁の具材の野菜はほとんどが役員さんの自家製という事で今年は更に一味唐辛子までお手製でした。役員の皆さん本当にありがとうございました。そしてご参詣頂きました檀信徒の皆さん、早朝よりご苦労様でした。皆さんの祈願が成就出来ます様今年も精一杯ご活躍下さい。

節分と立春  節分と立春

荒行堂初詣
この時期とは思えない様なポカポカの小春日和に恵まれた1月12日、千葉県市川市中山にある日蓮宗大本山法華経寺の大荒行堂に全国からお集りになられた檀信徒有志の皆さんと初詣に行って来ました。毎年その年に寒一百日の大荒行に入行している修行僧の方々にご祈祷をして頂くのですが今回祈祷導師を勤めて頂いたのは私が3回目の修行のときに初行で入行されていた海老名の常在寺ご住職、海野義明上人でした。海野上人も今年は3回目での入行でした。海野上人と同行だったのは平成8年の事ですからもうかれこれ18年程経つ訳ですが厳しい指導にも決して音を上げる事無く必死に修行を続けていた当時の姿が思い出されました。そしてその姿勢は行を重ねる事で更に磨きがかけられた様子で私だけでなく参加された皆さんも口々に例年以上のご祈祷の感触を述べられていました。本当に頼もしい後輩に成長してくれました。海野上人はじめ、今年の修行僧の皆さんが2月10日の成満の日まで無事に行をお勤めになられます様、お祈り申し上げます。


謹賀新年
平成26甲午年正月、宗信寺の一年の始まりは今年も元旦午前零時の初水行から始まりました。初詣にお参りになられた檀信徒の皆様が見守る中、一心清浄の思いで水行をさせて頂きました。水行の後は本堂にてご祈祷が行われ、ご参詣の皆さんに新年の挨拶をさせて頂きました。その後は今年もお檀家の久保寺さんや宗信寺職員の大谷さんが用意してくれた熱々のかき揚げそばを頂き、冷えきった体を暖める事が出来ました。 陽も登り明るくなってからは沢山の方々が初詣とお墓参りにご参詣されました。そんな中、新年早々とても嬉しい知らせが届きました。宗信寺檀家の齊藤 勝君がいよいよ今年からプロ野球の日本ハムファイターズの1軍に昇格する事になったのです!“ハンカチ王子”の愛称で親しまれた斎藤佑樹選手と同年にドラフト6位で入団した勝君は高校時代、名門修徳で春夏2度の甲子園を経験し、卒業後は実業団で実力をつけて入団、そしてこの春からいよいよ1軍入りを果たしたのです。宗信寺始まって以来の檀家さんからのプロ野球選手の誕生です!皆さん、背番号58番、齊藤 勝投手の応援宜しくお願いいたします!! さあ、今年は皆さんにとってどんな1年となるでしょうか?時運に逆らう事は避けたいものですが自らの努力で切り開いて行く事の出来る事には積極的に取り組みたいものです。自分次第で変えていける将来もあるのです。皆にとってより良き年となります様、心よりご祈念申し上げます。合掌

節分と立春  節分と立春